第61回 著作権法における登録制度(3)

第60回コラムのつづき)また、[4] 著作権者又は無名若しくは変名で公表された著作物の発行者が、当該著作物の最初に発行され又は公表された年月日の登録をする「第一発行年月日等の登録」があります(著作権法76条)。これにより、この登録がされている年月日に、当該著作物の最初の発行又は最初の公表があったものと推定されます。

 さらに、[5] プログラムの著作者が、当該著作物の創作年月日を登録する「創作年月日の登録」があります(同法76条の2)。これにより、この登録がされている年月日に、当該プログラムの著作物の創作があったものと推定されます。もっとも、この登録ができるのは、プログラムの著作物の創作後6ヶ月以内に限られます。

 以上 [1]~[5] の登録がなされるためには、文化庁(プログラムの著作物の場合はソフトウェア情報センター)に、申請書、明細書及びその他必要な書類を提出して、審査を受ける必要があります。不備がある場合は、補正を命じられたり、申請が却下されることもあります。